年収から「何を買ったか」まで「丸裸」 信用情報どこまで公開?~2
「ホワイト情報」からは暮らしぶりもわかる
全国銀行個人信用情報センターというシステムで「事故情報」を交換している。銀行やクレジットカード会社、消費者金融などで延滞などの事故があれば情報が回り、他社で借り入れできなくなる仕組みになっている。
それが6月以降は、いわゆるホワイト情報も閲覧できるようになり、さらには現在デイリーで更新している情報がリアルタイムで更新される。そして、こうした情報はそれぞれの個人信用情報センターに加盟している銀行からクレジットカードや信販会社、消費者金融に商工ローン、リース、メーカー、町の小さな貸金業者や商店会に至るまで、消費者ローンを手がけるほとんどの「貸し手」で閲覧できるようになる。
一方、カード保有者は現在クレジットカードだけで3億枚超が発行されていて、国民1人あたり3枚弱を所持している。これにローン専用のカードが加わるのだから、世に出回っているカードは膨大な量になる。それらの個人情報は、5億件に上るという。
ある消費者金融の関係者は、「いつ、どこで、いくらの買い物でクレジットカードを使ったかもわかってしまう」と話す。情報からは年収もわかるし、そこからはおおよその暮らしぶりも推察できる。もちろん、「優良顧客」の証であるゴールドカード会員の情報も例外なく流通するのだから、多くの国民のプライバシーが筒抜けだ。
かつて、あるメガバンクのトップが「消費者金融からおカネを借りている人には、住宅ローンは貸さない」と発言して物議を醸したが、それが現実味を帯びてきた。
サイト内関連記事
- カードローンの特徴と種類
- カードローンといわれるものは一般的にはローンカードを使って ATM や CD (......
- カードローンの審査・与信調査
- カードローン会社の購買データや消費者ローンの借入れ、返済情報を蓄積しているのが「......
- 金融信用情報関係機関一覧
- ●株式会社シー・アイ・シー 〒160-8375東京都新宿区西新宿1-23-7新......
- お金を貸す人 借りる人―カードローン儲けのカラクリ
- とかくこの世は金次第? 貸し手も借り手も「一寸先は闇」。借りた金は借り換えろ!......
- 年収から「何を買ったか」まで「丸裸」 信用情報どこまで公開?金融庁も悩む
- 2009年6月をめどに、銀行やクレジットカード、信販会社などが加盟する個人信用......
- カードローン情報を守る「日本カード情報セキュリティ協議会」
- 「日本カード情報セキュリティ協議会(Japan Card Data Secur......
- カードローンとクレジットカードのいろは
- ガソリンスタンドでは熱心にカード会員の勧誘をしているし、デパートに行けばそこのカ......
